CUSTOMER'S VOICE

医療情報システムの導入パートナーとして
ネットワーク設計やセキュリティ強靱化をサポート
総合診療、透析医療、リハビリテーション医療、在宅医療、健診医療の5つを柱として、地域に根ざした医療を提供されている武蔵嵐山病院様。「真心」「信頼」「努力」を基本理念に常に真摯な姿勢で患者様に向き合い、より良い医療の提供に取り組まれています。また、グループ施設である4つのクリニックと連携して広域ネットワークも形成。地域のかかりつけ病院としての役割も担っています。2022年に法人化30周年を迎えられました。
医療法人蒼龍会 武蔵嵐山病院様
【インタビュー】
IT課主任
仁科 守様
IT課
小澤 哲雄様

【導入システム】
・基幹ネットワーク機器 NEC Univerge IX/QX-Sシリーズ
・シングルチャネル無線LANシステム Fortinet FortiWLC
・セキュリティ対策
 (ファイアウォールUTM・Soliton Systems FileZEN・NEC Infocage)
・IPハイブリッド電話交換システム NEC Univerge Aspireシリーズ
・ネットワーク監視装置 GC1
・ファシリティ設備 免震床システム ISO-Base
など
トラブル時の対応で信頼できると確信
既存の電子カルテシステムのネットワークを、HIS系とインターネット接続系へと分離されるタイミングで、当社が関わらせていただきました。その際に求められたのは
【1】配線の整理・集約による安全面の向上
【2】障害の早期探知や原因追求といった安心面の向上
【3】集中管理が可能な無線LANシステムへの移行による安定性の向上
【4】セキュリティを保持しながら患者様へネット環境を提供する先進サービスの採用
の4点でした。
仁科様:2015 年のネットワーク分離までは、ひとつのクライアント端末上にすべてのネットワーク環境が混在している状態でした。このセキュリティリスクが高い状況を改善し、患者様の個人情報を守るためのネットワークの再構築が課題でした。3社でのプロポーザルで西通さんに決まった理由は、提案内容が良くてコスト面でも評価できるものでした。
とりわけ導入直後のトラブル時の対応は素晴らしいものでした。午前中に通信が遅くなるという現象が3日間続き、その原因究明に全社を挙げて取り組んでいただきました。この事象はメーカーが担当している機器のファームウェアに起因するトラブルだったのですが、それがわかったのも西通さんがとことん調べてくれたおかげでした。その時の姿に今後の当院のネットワークをお任せできるという信頼感が生まれ、現在に至っております。
最適な提案と素早い対応が安心感に
2018年の新病院への移転時には、旧病院でネットワークが稼働している状態で、新病院でもネットワークを稼働させる環境が必要であり、いかに電子カルテシステムをはじめとした部門システムのダウンタイムを短縮するかが最重要課題でした。

仁科様:病院のネットワークは止めることができませんので、旧病院と新病院のネットワークをうまく繋げられないかと相談したところ、L2 ブリッジという仕組みで、新旧の病院がひとつのネットワーク上に存在する設定を提案していただきました。おかげで大きな混乱もなく無事移転でき、非常に助かりました。
また、病棟内のローミング対策としてシングルチャネル(バーチャルセル)の導入をリクエストし、構築をしていただきました。

小澤様:私は病院移転時に初めて西通さんと関わらせていただいたのですが、エンジニアさんと直接やりとりができることに驚きました。通常、ベンダーの担当者さんに連絡すると、エンジニアさんから折り返しがあるパターンが多いのですが、西通さんは江口さんに言えば即対応してくれますし、万が一繋がらなくても西通さんのホットラインに電話すればすぐ対応してくれるので、レスポンスのよさや相談のしやすさという点でも安心感がありました。

仁科様:来年度以降はクラウド型のシステム導入も予定されています。止めることができないネットワークのために、より一層のお力添えを期待しています。今後もよきパートナーとして末永くお付き合いいただきたいと思います。
トラブルは迅速に、仕事は柔軟に
SI営業課東京オフィス
丸山 正輝
エンジニア
江口 誠治
2015年のトラブルのことは、私たちにとっても大きく印象に残っています。夜中まで現場で作業させていただき、それからホテルに戻り、ホールでメンバーと原因を考察し、翌日試してみるということを繰り返しました。原因を特定するまで病院のみなさまにはご迷惑をおかけしましたが、その過程でネットワーク機器のバグを発見し、早急にメーカーでファームウェアを改変してもらい解決できた時はホッとしました。
ネットワーク分離の際は物理的な施工も伴いますので、現場調査の時点でスパゲティ状になった配線の整理と機器の配置の改善はマストとして考えました。万が一、トラブルが起きた時のことを想定して、シンプルで機能的にしておくことは常に心がけています。

2018年に実施された新病院への移転時は、ITご担当者であるおふたりの手をできるだけ煩わせずに済む最適解として、新旧両院間のネットワーク接続にL2ブリッジ接続を選択しました。両院間を跨ぐような一つの仮想的なネットワークをつくり、物理的に離れたふたつの病院をまるでひとつの病院のように接続することで、放射線や医事会計など部門システムの柔軟な個別移転に対応しました。これにより、サーバーの移設時以外はシステムを止めずに移転を完了できました。
IP設計などの事前準備が不要になったことで大きな工数削減ができましたし、結果として部門ベンダー様のIP再設定コストがゼロになりました。移転による混乱やトラブルを避けつつコスト不要に繋がる仕組みは、係わるすべてのステークホルダーの皆様にとって大きなメリットだと思っています。
新築移転に関しては建築業者様とも密に打ち合わせを行い、弊社で机上設計しておいた無線LAN置局図を着工直後に即共有するなど、現場をスムーズにクロージングできました。
これからもIT廻りの相談は、西通へ依頼したいと思われるような対応を心がけていきたいと思います。